1955-06-06 第22回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
それから支部図書館と申しまするのは、上野図書館、静嘉堂文庫、東洋文庫、それから大倉山文化科学図書館というものを指しておりまして、これらの閲覧者の数を合計いたしますると、中央館につきましては約十六万、それから支部図書館につきましては何といっても上野が中心でございまして、約四十二万七千二百三、こういう数になっております。
それから支部図書館と申しまするのは、上野図書館、静嘉堂文庫、東洋文庫、それから大倉山文化科学図書館というものを指しておりまして、これらの閲覧者の数を合計いたしますると、中央館につきましては約十六万、それから支部図書館につきましては何といっても上野が中心でございまして、約四十二万七千二百三、こういう数になっております。
只今のところでは、各図書館によつてやり方は違つておりまして、私どもの例えば静嘉堂文庫、東洋文庫では、何でも買うときに厳重に注意をいたしまして、静嘉堂のごときは、書物を入れますには楠でこしらえた本箱に入れます。人間が書庫に入つても息の詰るほどナフタリンを入れてドアーを閉めてあるわけです。
それから支部図書館のほうは、今の上野図書館を除きまして静嘉堂文庫、東洋文庫、大倉山分室という三つが丁度一般図書館の姿を呈しております。何しろこれは特殊な存在でありまして、利用者の数も利用された書物の数も極めて少いものであります。殊にこういう静嘉堂及び東洋文庫のような極端に限定せられた目的を持つておりますものは、かような姿も止むを得ないものだと思つております。
たとえば上野に一つある、静嘉堂文庫東洋文庫がございますが、この形がもう少し拡張せられて行くのではなかろうか、こういうことを考えております。それはさしあたりの問題といたしましては、労働科学研究所の持つておりました書物九万冊ばかり、まだ確定にしておりませんけれども、ほぼきまつたものとして、この図書館の手に移つて来ることになつております。